千代田区神田の深夜営業許可を神田警察署に届出する
先日は千代田区神田にある飲食店から深夜営業許可のご依頼がありました。神田駅は北口が栄えておりますが神田警察署と万世橋警察署の2つの管轄に分かれております。
万世橋警察署では以前、営業所の方からシューティングバーをやりたいというご相談がありました。シューティングとはエアガンみたいな銃を使って的を射るようなゲーム機のことを指し、風営法2条5項の風俗営業許可5号営業に該当します。
通常は風俗営業許可を取らないといけないのですが、ゲーム機の大きさが客室面積の1/10以下であれば風俗営業許可をとらないでも営業できるという特別ルールがあります。いわゆる10%ルールのことです。この営業者の方はこの10%ルールで深夜営業許可を取ってほしいということでした。
しかし、お店の内装工事はすでに終わっており、測量してみると10%ルールが適応されないようになっていました。そこで今回はゲーム機を撤去して深夜営業許可だけを取ろうという話にまとまりました。
そして、いざ届出しようと万世橋警察署に伺ったのですが、担当者から思わない指摘を受けることになりました。それは店名を変更するようにとのことです。
実はお店の名前に「シューティング」という文字が残っていたため、これではシューティングバーと疑われても仕方がないという理由だそうです。
お店にはシューティングゲーム機はすでにない旨を説明したのですが、担当者はお店のことをよく知っており、事前に色々調べているんだなと感じました。
このような事例はあまりないのですが、このことから風俗営業許可や深夜営業許可を取る時は最初に店名をしっかり考えたほうがいいということです。
ダーツバーと店名につける方がいますが、ダーツ機もおなじような制約をうけますのでダーツを設置できるのかよく調べてから店名を決めることをお勧めいたします。
神田警察署警
神田警察署は小川町駅・神保町駅から徒歩5分くらいです。
所在地:千代田区神田錦町3-10
電話番号:03-3295-0110
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