行政書士のための電子署名のやり方について
(セコムトラストシステムズの行政書士用電子証明書使用)
今日はまだ電子署名をしたことがない行政書士のために
電子署名のやり方についてご説明します。
会社設立業務の定款作成とかで使用する電子署名ですが、いざ署名してみようと思うと
結構分かりにくい部分が多いと思います。
参考になる情報も少なかったので、出来るだけ電子署名の流れをまとめてご説明させて頂ければと思います。
なお、情報には十分に注意をして記載しておりますが、情報の完全性に対して一切の保証を与えるものではありませんので自己責任で活用してください。
まずは大まかな流れとしては
1:電子証明書をの購入
2;PDF署名プラグインをインストールする。
3:Adobe Acrobatの購入
になります。
この3つを使って電子署名をする訳ですね。
1:セコムから電子証明書を買う
期間は申し込みから電子証明書のインストールまで約3週間くらいかかります。
会社設立業務を専門とする場合はまず電子証明書の購入をお勧めします。
受注来てから、電子証明書を購入しててはお客さんを待たせるだけですからね。
セコムトラストシステムズのHP
http://www.secomtrust.net/service/ninsyo/gyosei.html
2;PDF署名プラグインをインストールする。
電子証明書がインストール出来たら次にPDF署名プラグインをインストールします。
Adobe Acrobatを使用する場合(行政書士はほとんどAcroba使用)に必要です。
プラグインとは電子署名をするためのソフトのことです。
PDF署名プラグインは「登記・供託オンライン申請システム」からダウンロードします。
http://www.touki-kyoutaku-net.moj.go.jp/download.html
インストール開始
基本的に「次へ」を押すだけで大丈夫です。
注意点は途中に「デフォルトで設定する署名方法の選択」という項目があります。
「公的個人認証 IC カード」又は「証明書ストア」を選択出来ますが、セコムの場合は「証明書ストア」を選択します。
3:Adobe Acrobatの設定をします。
Adobe Acrobatはネットで3~4千円くらいで買えるPDFの編集ソフトです。
しかし色々バージョンがあるので注意が必要です。
法務局のHPでは最低でもAcrobat 10.0以上を推奨しています。
参考資料はこちら
http://www.mdis.co.jp/products/signedpdf-verifier/
バージョンによって異なりますが、基本的にやることは2つだけです。
①環境設定
②各種設定
①環境設定
バージョンによって異なりますが基本的に「編集」⇒「環境設定」⇒「一般」⇒「セキュリティー」⇒「詳細設定」をクリックしていき
「文書の署名および暗号化時に使用するデフォルトの方法(M)」から [SignedPDF] を選択します。
②各種設定
環境設定が終わったら次に各種設定をしていきます。
Acrobatのメニューから「編集」⇒「環境設定」⇒「SignedPDF」をクリックします
「証明書ストア」を選択します。
(1)パスワードを変更する
まず、パスワードを変更する場合はパスワードの変更をいたします。
環境設定画面内の「署名用鍵管理」の「パスワード変更」を選択します。
パスワードの変更は任意です。
変更しない場合はPINコードを再度新パスワードに入れます。
※注意点としてはAcrobatで使用するパスワードとは全てセコムから送付されたPINコードのことをいいます。
(2)電子証明書をAcrobatに登録します。
環境設定画面内の「署名用鍵管理」の「証明書ストア管理ツール」を選択します。
「初期化」と「参照」を選択出来ますが、初めて設定する場合は「初期化」を選択します。
パスワード(PINコード)を入力します。
署名に使用する電子証明書を設定します。
「証明書ストア管理ツール」で「証明書情報」の「追加」をクリックします。
参照から追加する電子証明書(セコム)ファイルを選択します。
(3)個人情報ををAcrobatに登録します。
環境設定画面内の「署名時の既定値」の「設定」を選択します。
例
名前:(例:山田太郎)
署名地:(例:東京都)
理由:(私はこの文書の作者です)
使用印影:(PDF形式印影ファイル)
を入力します。
4:電子署名のやり方
ここまできたら後は電子署名するだけです。
①署名ツールから「文書に署名(S)」を選択します。
②署名したい場所をドラックします。
③パスワード入力画面が出てくるので、PINコードを入力すればOKです。
なお、「この製品では検証出来ません」というポップアップが出てきますが、これは「PDF署名プラグイン」の影響なので気にする必要はありません。
以上で電子署名の完成です。