台東区保健所への飲食店の営業許可申請

台東区保健所への飲食店の営業許可申請

台東区の保健所に飲食店の営業許可を申請してきました。

台東区の保健所は上野駅から徒歩5分くらいのところにあり、近くには
台東区役所や上野警察署があります。

上野などの歴史がある駅は行政機関がまとまっていることが多いので、行政書士としては利用しやすくてとても有難いです。
これが、新興地域などでは各行政機関が離れているケースもあるので必要書類を集めるだけでも苦労することがあります。

さて、この度上野にきてふと思ったのですが、上野の繁華街は上記の行政機関から離れるように形成されているような気がしました。

地図でいうと上野の歓楽街は上野駅を挟んで警察署とは逆の位置にあります。
また、有名なアメ横も上野駅から御徒町のほうに下って続いているので、上野警察署とは
真逆のほうに伸びていくわけです。

勝手に想像したのですが、歓楽街は元は闇市や賭博などをやっていた地域が形を変えて今の歓楽街になったケースがあります。

上野は特に闇市が盛んな場所でした。
闇市は警察や行政から隠れるように上野駅から逆の方向に範囲を伸ばしたのかなあと推測してみたりしました。

あくまで私の想像ですが、街を歩きながらこういうことを想像するのも一つの楽しみになります。

さて、今回は保健所に飲食店の営業許可を申請したわけですが、お店が居抜きではなく
スケルトンだったので保健所の許可申請とはいえ少し心配でした。

スケルトンとはまっさらな状態から物件を借りる形態のことをいいます。
つまり、ガスも水道もない状態から自分たちで内装をしていくので
居抜きの場合より保健所の許可要件に合致しないことが多いのです。

今回はシンクの大きさや換気扇の種類などをチェックされ、居抜きでは
ないようなチェックがありました。

また、保健所の許可要件の一つに「消毒装置の固定」というものがあるのですが、
この固定も単にテープなどで貼るのではなく、ビス止めや接着剤などで固定するようにと厳しく言われました。
この固定式消毒装置は居抜きの場合はだいたいついてのですが、スクルトンだと忘れがちです。
申請前に固定するようにご注意ください。

保健所の飲食店の営業許可は比較的申請しやすい許認可といえますが、スケルトンだと保健所の方も厳しく見てくるので、スケルトンから飲食店の営業許可を取る場合は行政書士に依頼してみるのも一つの手かもしれません。

上野・浅草・秋葉原など台東区の保健所に飲食店の営業許可を申請するなら是非AJ行政書士事務所までご依頼ください。

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